「今の収入で、しかも借金もある私たちに、本当に家なんて建てられるのだろうか…」
そんな不安を抱えてご相談に来られたのは、小田原市にお住まいの30代ご夫婦・K様ご一家でした。
ご夫婦ともに正社員で共働き。世帯年収は600万円。安定した収入がある一方で、下記のような借入があり、住宅購入は“まだ先の話”だと思っていたそうです。
ご主人の車ローン:残債 約200万円(月々3万円)
奥様の奨学金:残債 約150万円(月々1.5万円)
携帯電話の端末分割:2人合計 月々約8,000円
クレジットカードのリボ払い:残債 約30万円(月々1万円)
合計すると、月に約63,000円の返済をしている状況。
「これ以上ローンを組むのは無理なんじゃないか…」
「ローン審査すら通らないと思う」
そんな悩みを抱えるK様に、私たち1HOMEがどのように寄り添い、どのようにマイホームを実現していったのか。そのストーリーをご紹介します。
まず最初のご相談では、今の生活状況と借入の内容について丁寧にヒアリングさせていただきました。
「こんな借金の話なんて恥ずかしくて、他では話せなかった…」
そうおっしゃった奥様の目には、うっすらと涙も。
でも、1HOMEでは借入のある方こそ相談してほしいと考えています。なぜなら、住宅購入において「借金がある=無理」とは限らないからです。
実際、私たちのお客様の約6割以上は何かしらの借入を抱えながらも、理想のマイホームを実現しています。
K様のケースでは、まず住宅ローンの事前審査を提携の金融機関に依頼。
同時に、「借入整理」のアドバイスも行いました。
具体的には、以下のような内容です。
リボ払いは金利が高いため、住宅ローンとまとめて借り換える方向で調整
携帯の端末代は住宅ローン審査には影響しにくいため、申告は明確に
車ローンは残債が多いため、返済比率に注意して銀行を選定
奨学金は長期返済型のため、月々の返済額をもとに無理のないローン設計へ
このように、単純に「借入があるから無理」と決めつけず、状況に合わせた対策を練ることがポイントです。
結果的に、K様は住宅ローンの事前審査に満額近い形で通過。
「これで一歩踏み出せる」と、ご夫婦ともにホッとされた表情を浮かべていらっしゃいました。
K様ご夫婦の希望は、「家を買っても今の生活レベルを落としたくない」ということ。
現在の家賃は月々85,000円。
それを超えると家計がきつくなる、とのことでした。
私たちはそこで、月々8万円台で収まるような家づくりプランをご提案。
建物の総額を1000万円台に抑え、さらに太陽光パネルを活用して電気代の負担も軽減。
ランニングコストまで含めた“現実的な家づくり”を一緒に進めていきました。
もちろん「安いだけの家」では意味がありません。
1HOMEの家づくりは、ローコストながらも高性能・高断熱・自由設計。
K様も間取りには強いこだわりがあり、
子ども部屋は将来仕切れるように
広めのウォークインクローゼット
カウンターキッチンで家族との会話を楽しめるリビング
といった希望を、予算内でしっかりカタチにしていきました。
「こんなに自由に選べるなんて思ってなかった!」
と奥様もびっくりされていました。
土地契約から建物プランの確定、ローン本申込、そして着工。
ご相談からおよそ4ヶ月後、無事にK様邸の建築がスタートしました。
そして完成・お引渡しの日、ご主人はこんな言葉をくださいました。
「借金があるから家なんて無理だと思っていた。でも、相談して本当に良かった。家族で新しい生活を始められることが、今はただ嬉しいです。」
車のローンがあっても、奨学金があっても、携帯の分割があっても——
それだけで「家を買う資格がない」なんてことはありません。
住宅ローンは借金ではなく、“未来への投資”です。
借入がある方こそ、現実を整理しながら一歩を踏み出すことで、理想の暮らしが近づきます。
私たち1HOMEは、どんな状況の方にも**「安心して相談できる場所」**でありたいと願っています。
「こんな私でも家が建てられるの?」
そんな気持ちをお持ちの方は、ぜひ一度、お話を聞かせてください。
一緒に“無理しない、でも妥協しない家づくり”を叶えていきましょう。